【速報】巨人・秋広優人、大江竜聖とソフトバンク・リチャードの２対１トレード成立
2025年5月12日、プロ野球界に衝撃が走りました。巨人の秋広優人内野手（22）、大江竜聖投手（26）とソフトバンクのリチャード内野手（25）の2対1のトレードが電撃成立。
両球団がそれぞれの緊急事態に対応する形で合意に至りました。
このトレードは、前日までベンチ入りしていた秋広を放出するという電撃的な展開で、ファンにも大きな衝撃を与えています。
巨人が求めた「岡本和真」の穴を埋める右の強打者
巨人がリチャードを獲得した最大の理由は、主砲・岡本和真の長期離脱によるもの。岡本は5月6日の阪神戦で左肘靱帯損傷という重傷を負い、全治3か月の見込みとなっています。
リチャードの起用が期待される理由
- ウエスタン・リーグ5年連続本塁打王の長打力
- 一塁と三塁の両ポジションを守れる守備力
- 岡本不在の今、求められる右打者のパンチ力
- 3月の巨人とのオープン戦では2試合連続本塁打を記録
不振で2軍調整中だった坂本が緊急昇格するも結果を残せず、チームは打線強化のための補強に踏み切りました。
リチャードは今季開幕スタメンも結果が出ずに2軍暮らしでしたが、環境の変化で大化けする可能性を秘めています。
ソフトバンクが獲得した秋広と大江の魅力
ソフトバンクも近藤健介や柳田悠岐など主力選手の相次ぐ離脱に悩んでいました。
そんな中、巨人から獲得した2選手には以下の魅力があります。
秋広優人の強み
- 身長200cmの大型左打者で一塁と外野を守れる
- 松井秀喜の背番号「55」を継承した期待の若手
- 2023年には121試合に出場し10本塁打を記録
- 22歳と若く将来性十分な選手
大江竜聖の強み
- サイドスローの変則左腕でリリーフに特化
- 通算149試合登板の豊富な経験
- 2020年、2021年と2年連続40試合以上登板の実績
- 2軍では今季11登板で16奪三振と好調
ソフトバンクは左腕長谷川の離脱などで投手陣も手薄だったため、大江の加入も大きな戦力補強となります。
リーグ優勝を目指す両球団の思惑が一致
ともに2年連続リーグ優勝を目指す巨人とソフトバンク。
今回のトレードは両球団にとってそれぞれの弱点を補う絶好の機会となりました。
- 巨人：岡本離脱による打線の穴を埋める右の強打者を獲得
- ソフトバンク：主力選手の故障多発で外野と投手の補強が必要
リチャードは環境を変えることでウエスタンでの長打力を発揮できるか、秋広と大江はソフトバンクで新たなスタートを切れるか。
このトレードが両球団にとって「新たな風」となることが期待されます。
移籍選手のプロフィール
リチャード（砂川リチャード）
- 生年月日：1999年6月18日（25歳）
- 出身：沖縄県
- 経歴：沖縄尚学から17年育成ドラフト3位でソフトバンク入団
- 2020年3月に支配下選手契約
- 通算成績：100試合、45安打、打率.160、10本塁打、27打点
- 体格：189cm、123kg
- 投打：右投右打
- 巨人での背番号：52
秋広優人（あきひろ・ゆうと）
- 生年月日：2002年9月17日（22歳）
- 出身：千葉県
- 経歴：二松学舎大付高から2020年ドラフト5位で巨人入団
- 通算成績：153試合、打率.270、124安打、10本塁打、42打点
- 体格：200cm、100kg
- 投打：右投左打
- 今季推定年俸：2450万円
大江竜聖（おおえ・りゅうせい）
- 生年月日：1999年1月15日（26歳）
- 出身：神奈川県
- 経歴：二松学舎大付高から2016年ドラフト6位で巨人入団
- 通算成績：149試合、7勝0敗、34ホールド、防御率3.75
- 体格：173cm、82kg
- 投打：左投左打
おわりに
今回の電撃トレードは、優勝を目指す両球団が短期的な穴を埋めつつも、選手たちには新たな環境での活躍チャンスを提供しています。
秋広と大江のソフトバンクでの成長、リチャードの巨人での覚醒など、今後の展開が非常に楽しみです。
ファンにとっては驚きの展開でしたが、選手たちの新天地での活躍を温かく見守りたいものです。
どちらのチームにとっても、このトレードが優勝への起爆剤となることを期待しましょう。